こんな釣果誰が予想したでしょうか?
釣りは万人に愛されるアクティビティとは 言えないかもしれませんが、釣りに興味がない人でも、サウスカロライナ州に住む11歳のブロディ・ブルックス君の話はお楽しみ頂けるでしょう。誕生日に釣り竿をもらい、意気揚々とハートウェル湖に向かった彼は、そこで奇妙なものを発見します。
誕生日プレゼント
釣り好きのブロディ君の家族は、誕生日プレゼントを探すのは簡単でした。新しいロッドを今すぐ試したいと思い、興奮しながら年上の子供たちやおじさんにも声をかけて、一緒に ハートウェル湖 で釣りをはじめます。

フィッシング
釣りには忍耐が必要、そんなことはブロディ君もよく知っていました。ブロディ君と叔父のベン・マイヤーズさんは、ハートウェル湖に到着すると、すぐに準備を整え、リラックスしながらたくさんの魚を釣る準備をしました。叔父は釣りの経験が豊富で、ブロディ君の趣味は彼から引き継いだものとも言えます。餌の持ち方や釣り糸の張り方など、すべてを教えてくれたのは彼。正直、叔父はあまり期待していなかったのですが、途端にブロディ君が「釣れた!」と叫びます。ただ、そこで釣りあがったのは、夕食は魚ではありませんでした。 バッグの中に何が入っていたのか気になりませんか?次のページでは、そのストーリーをご紹介します。
はじめての釣果
叔父はすぐに、釣ったものが普通の魚でないことに気がつきました。一方、ブロディ君は初めての魚に大喜び、そのため、釣ったものが魚ではなかったことは、11歳の少年にとって大きな失望となりました。しかし、その釣り上げたものが、どれほど特別なことなのかをまだ誰も知る由がなかったのです…

釣り上げた謎のモノ
なんとかリールを巻いて魚を釣り上げ、11歳の少年は「ロッドが上下に揺れていたので、大きな魚のように感じて怖かった。糸が切れないか心配だった。」と当時を回想して語っています。
捕獲
やっとの思いで釣った魚を、おじさんと一緒にボートに投げ入れると、釣ったのは魚ではなく、古いバッグであることがわかります。そして二人は、そのバッグが何なのかを調べることにしました。バッグの中に何が入っていたのか気になりませんか?次のページでは、そのストーリーをご紹介します。
レディース物のバッグ
ブロディ 君は落胆をしながら、おじさんと一緒にバッグを開けてみることにします。期待はしていませんでしたが、何が出てくるのか興味津々。するとすぐに一つのことがわかりました。それは、レディース物のバッグだということです。
探索
不思議なことに、謎のバッグは無傷のままで、何年も湖の底に沈んでいたにもかかわらず、中身はほぼ完全な形で残っていたのです。中身がきれいに残っていたので、二人はバッグの持ち主が誰なのかを調査し始めます。そんなこと不可能だと思うかもしれませんが、ベンおじさんはハートウェル湖周辺に知り合いが多いのです。
バッグの中身とは
2人はまず、バッグの中身を全部出してみると、いろいろなものが無造作に入っていることがわかりました。古い口紅や買い物カード、櫛などが入っており、一番の手がかりは、古い写真。奇跡かのように、写真はわずかに破損していただけでした。

最初は不可能と思われていたミッションが、徐々につながっていきます。2人は、そのバッグがある女性のもので、何年も水に浸かっていたことをすでに理解し、何年前かは不明だが、ブロディ君が生まれる前から沈んでいたものでも不思議ではありません。 2人は、次にどうするか迷っていましたが、叔父は突然、写真に写っているのが誰か理解したかのようにピンときます… 次のページでは、そのバッグの持ち主が誰なのかをご紹介します。
エイプリル・ボルト
ベンおじさんは学生時代の写真を見て、見覚えがあると思ったのです。写真は古くて色あせていたので、確信を持っていた訳ではありませんが、やがてブロディ君とベンおじさんは、新しい手がかりとして古い学校の卒業証書を見つけます。そこにはエイプリル・ボルトという名前があり、ベン おじさん に とって 見覚えのある名前だった のです。
エイプリル・ボルトさんは家族ぐるみの付き合いをしていたが、連絡が途絶えていた人物。結局、ベンおじさんとブロディ君は彼女の居場所を突き止めることができ、エイプリルさんに電話をして、「昔、バッグをなくしたことがあるんじゃないか」と聞いてみることにしたのです。こんな質問をするなんて少し馬鹿げていると思うかもしれませんが、彼女は一瞬でその話を理解しました。

バッグにまつわるストーリー
エイプリルさんは、25年前にカバンをボートに置き忘れたことがあると言います。家族とハートウェル湖によくボートで出かけていたところ、ある日、バッグを持ち帰るのを忘れてしまったのです。「釣りをしている男性が2人いて、戻ってきたときにはバッグが盗まれていると思いました」とエイプリルさんは語っています。もちろん、当時のバッグが 何十年越しに再び見つかるとは思ってもいませんでした。
息子の写真
バッグの中身は、大した価値のあるものではありませんでした。それでも、エイプリルさんにとってはとても大切なものが入っていたのです。バッグをなくした当時は、携帯電話もデジタルカメラもありません。デジタルで写真を保存するような時代ではないのです。そのため、息子の幼少期の写真の多くは、バッグをなくしたときに失われてしまいました。「私にとって大きな意味があるものでした。息子は現在26歳ですが、バッグをなくしたときは生後15カ月、写真はプロのカメラマンが撮影したもので、バックアップはとっていませんでした。少し傷んでいますが、細部までよく見えることに驚いています」と、写真がバッグの中に残っていたことが、とても嬉しかったと語っています。

昔の写真に加えて、お気に入りの口紅も残っており、懐かしい思い出がいろいろ蘇ってきました。しかし、やはり息子の古い写真ほど貴重なものはなかったと感じているようです。
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出典: My Daily Magazine | 画像: Unsplash, video stills Youtube