コロナウイルスの症状は特定の順を追って発症する事が発覚

症状の順序

ほとんどのコロナ患者は、まず体温の上昇または発熱から症状が始まり、次の症状として咳が出ます。続いて息切れと筋肉痛がほぼ同時に発生し、その後、吐き気、胃のむかつき、嘔吐に苦しみ、最後に下痢などの腸の症状を発症します。この研究では、55,000人以上の患者におけるウイルス発症状況を調べており、喉の痛み、倦怠感、頭痛などの他の症状も研究されましたが、症状の順序はすべての場合で一貫していました。

類似ウイルス

症状自体は他のウイルスと似たところがありますが、新型コロナウイルスの症状が発症する順序は独特です。他の類似ウイルスでは、症状が発生する順序が異なるのです。新型コロナウイルスに関するWHOの数値は、インフルエンザウイルスおよび過去のウイルスであるSARSおよびMERSの数値と比較されています。研究者と科学者は、インフルエンザは通常咳から始まり、その後、コロナとは反対の発熱を引き起こすことを発見しました。SARSMERSの場合、基本的に症状は発熱と咳から始まりまったものの、新型コロナウイルスよりも腸の症状に苦しむ可能性がはるかに高かったのです。

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出典Margriet | 画像: Pexels