停学処分を受けた少年、その後教師が取った衝撃の行動とは?

Leraar-actie-rok

教師が自らの手で問題を解決

男女の区別が曖昧になってきた現代、時折、ジェンダーに関して他の生徒から特別視される人もいます。たとえばスカートやドレスの着用。2人のスペイン人教師は、ある少年がとても奇妙な理由で停学処分を受けていることを知り、行動を起こしました。

服装が理由のいじめ

教師のマヌエルさん(37歳)とボージャさん(36歳)は、ある男の子がクラスでいじめられているのを聞き、その学校の対応が信じられないという情報を聞きつけます。理由は、彼がアニメのTシャツを着ていたというだけ。クラスメートにいつもこのことでからかわれていたため、少年は服を全部変えることにしたのです。教師たち、そこである計画を思いつきました。

5月の1ヶ月間

いじめをなくすため、2人の先生は5月いっぱい、スカートを履くことにしたのです。Twitterでの投稿で、「尊敬、多様性、共育、寛容を教えるのが学校です。好きな服を着てください!!私たちは、#laropanotienegeneroキャンペーンに参加します。」ちなみにLa ropa no tiene generoはスペイン語で「服には性別がない」という意味であり、彼らがスカートを選んだ理由は、また別の事件が関係していました。

ミケル·ゴメス

15歳の学生、ミケル·ゴメスは、学校にスカートを履いて行ったところ、教師から心理学者に診てもらうように言われ、彼はTikTokの動画を作り、その中で自分の経験を語り、拡散されました。結果的に、数百万回の再生回数を記録し、多くの人が、先生の対応を批判します。また、これをきっかけに、ジェンダー規範に対応するためにスカートを履いて学校に行く人も増えたと言います。

2人の教師は、その行動で多くの人にインスパイアを与えます。次のページでは、その印象的な写真をご覧ください。

ページ 1/2