静かな作業場で一人作業していたランディは、ワイヤーブラシ、ドライバー、ボールピーンハンマーを手に取った。彼は最初の鉄球を鋼鉄の金床の上に置き、ドライバーの先端を、固く密集したフジツボの塊に当てた。そしてハンマーでその道具を叩くと、白い殻の塊が剥がれ落ち、その下にある暗い色の金属が現れた。
2時間にわたり、ランディが7つの球体を磨き上げる間、工房には金属が金属にぶつかる、一定のリズムのある音が響き渡っていた。それらは、粗削りで手作りの砲弾には全く見えなかった。 錆の皮が剥がれていくにつれ、精巧に加工された線が浮かび上がり、各砲球の中央を分けるはっきりとした継ぎ目も現れた。彼は、頑固な錆の塊を取り除くため、7つ目の砲球の上部にハンマーを力強く叩きつけた。
カンッ。最後の強烈な一撃が上部の溝に命中したが、堅い鉄の静かな響きとは裏腹に、球体内部から微かな機械的なカチッという音が響いた。 その直後、露出したばかりの継ぎ目から、かすかな高音の笛のような音が漏れ出し始めた。まるで微細な通気口から圧力が逃げていくような音だった。ランディは息を殺して球体を凝視し、その細く途切れない音に完全に戸惑い、身動きが取れなくなっていた。
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