バーガーキングでいじめられた青年、傍観者の反応に一同驚愕!

大切なのは見知らぬ人間?それともチーズバーガー?

いじめは最悪の行為ですが、いまだに世界で蔓延っている大きな問題です。いじめはあってはならないことは誰もが理解するところですが、いざ目の当たりにしたとき、見てみぬふりをしない自信はありますか?

最近、ある少年が近所のバーガーキングで、一人で席に座りながらポテトとハンバーガーを食べようとしました。しかし、そこにはそんな彼を狙ったいじめっ子が!楽しいはずの食事は一変します。その日の店はとても混んでおり、いじめられっ子にとってはラッキーだったと言えるでしょう。

傍観者の反応が気になりませんか?早速、読んでみましょう。

 

想像してみてください。あなたが10代の頃、頑張って貯めたお小遣いを使ってバーガーキングを食べに行く。落ち着いてハンバーガーを噛みしめたいと思いませんか?もちろんこの少年もそうでしたが、不幸にもいじめっ子に遭遇してしまったのです。いじめっ子の一人は、彼よりもずっと大柄で、すぐに自分の存在をアピールして、青年を椅子から突き落としました。

写真には、スマホを耳に当てながら、ショックを受けて見ている女性が写っています。彼女は警察に電話しているのでしょうか?

 

 

上の写真に写っている男性も、店内でいじめが起こっているのかをはっきりと認識しています。そんな彼もまた、被害者と同じように、静かに食事を楽しむためにここに来ています。ただ、この傍観者は、いじめられている10代の若者よりも、自分のハンバーガーに価値があると判断してしまっているようです。写真に写っている瞬間の後、その男性は夢中でハンバーガーを貪っています。

しかし、混んでいる店内、さすがにそのうち誰かが介入してくれるはずですよね?

 

残念ながら、電話をしていた女性は、被害者が椅子から突き落とされるのを見ているだけでした。誰もがいじめられている少年よりも他のことに集中しています。彼女はその少年が立ち上がるのを助けようとはしません。皆さんが彼女の立場だったらどうしましたか?

しかし、先ほど言ったように、バーガーキングには他にもたくさんの人がいました。次のページで他に何が起こったか見てみましょう。

 

いじめられていた男の子は、自分の席に戻って、大柄の子から遠ざかろうとしています。「静かに食べさせてくれ、お願い!」と傍観者が無視できないほどのボリュームで叫びます。その言葉にバーガーキングに来ていた他のお客さんたちが注目します。救ってくれる人がその中にいるに違いない。そんな世知辛い世の中な訳ない…

次のページでは、お客さんの一人が店員に助けを求めている様子を紹介します。

 

この中年男性は、バーガーキングのスタッフを憤慨して見ています。なぜ店員が介入しないのかと思っているようですが、店員が介入しそうにないことがわかると、この男性自身は何の行動も起こさなくなります。いじめ行為をやめさせることができたのに、なぜ彼自身が何もしないのか…

一方、いじめはさらにエスカレートしていきます…

 

グループのリーダー格と思われる大柄のいじめっ子は、被害者が食べていたハンバーガーをぐちゃぐちゃにし始めます。ドリンクをかけて、バーガーは完全に台無し。少年が苦労して貯めた貯金で買ったハンバーガーを…その様子をいじめっ子の子分たちが嬉しそうに見ています。

行き過ぎている…

 

集団の後ろにいる男は、あまりよく思っていない様子。確かにいじめを受けている被害者はかわいそう。これは「からかい」の域を超えている。目の前のいじめはエスカレートしていく中で、これまで誰も介入する勇気がありません。

果たして、この男は行動を起こすのか?

 

残念ながら、この男もまた、この状況に介入する勇気がありません。見て見ぬふりをする間、いじめっ子たちは少年をいじめ続けています。この男性はこう考えているに違いありません「他にもお客さんがたくさんいるのに、なんで自分が行かなきゃならないんだ」と。ヒーローになりたい人はいるのだろうか?

この男性は何もしないことを決め、一方で青年はいじめられ続けています。見てみぬふりをしているのはこの男性だけではありません、一人も勇気を出して止める人間は出てきていないのです。

 

あるバーガーキングの従業員は、傍観者が誰も介入しないのを信じられない思いで見ていました。彼は青年を気の毒に思い、人でなしの傍観者に仕打ちをすることに決めたのです。ファーストフードの強みと言えば、どんな時でも同じクオリティで同じ味のものがでてくるところですよね。彼はそんな特徴を逆手に取るのでした…

この従業員は、お客さんに大きなサプライズを与えることになります…

 

彼は何をしているのか?その従業員は出来上がったばかりのワッパーに指を押し込んでぐちゃぐちゃにしています。CMでみるハンバーガーのイメージとは違います。そんなものを提供する訳にはいきませんよね?このハンバーガーはいじめっ子たちのために作ったものではありません…

このバーガーは誰のためのものなのか?その答えは次のページでご紹介します!

 

 

押しつぶされたワッパーの見た目は最悪。不幸中の幸いと言えば、従業員が手袋をしていたことくらい。潰れたワッパーであっても、少なくともバクテリアはいません。しかし、この仕打ちは誰のためのものでしょうか?

次のページでご紹介します。

 

従業員は、怒りに任せてワッパーはかなりの衝撃を与えています。指でハンバーガーをつぶして、つぶして、つぶして…ハンバーガーを「いじめた」と言ってもいいくらい。一体この社員は何をしようとしているのか、気になっていませんか?

ハンバーガーはいじめっ子のためのものではない、では誰のためのハンバーガーなのか?

 

今までいじめに気づかないふりをしていた傍観者の一人が、注文した商品を受け取って自分のテーブルに戻っていきます。その途中、彼女は再び少年の前を通ります。何気なく彼の方を見ていますが、いじめよりも空腹感の方が重要だと判断。彼女は速足で何も言わずに自分のテーブルに向かいます。

 

しかし、彼女のトレイに乗っているのは?

 

包み紙を広げと、驚いたことに、彼女のワッパーは完全に破壊されていました。これは、従業員が潰していたあのハンバーガーです。そう、「いじめられた」ハンバーガー…

彼女は驚きの顔でハンバーガーを見つめています…

 

そんなハンバーガーを受け取ったのはこの女性だけではありません。店内の何人もの人が、「いじめられた」ワッパーを提供されています。驚きの声がレストランのあちこちから聞こえてきます。通常のバーガーキングではあり得ない品質、なんというホラーだろうか。

次の行動が気になりませんか?次のページを見てみましょう。

 

男性は自分の目を疑い、念のためにメガネをかけるが、そのおかげで店内の惨状がより鮮明に見えてきます。彼の中の怒りは、ゆっくりと、確実に湧き上がってきます。これは許せない。絶対に何か言ってやろうと思う。男は激怒した面持ちで立ち上がったのです。

彼が向かう先は…カウンター…

 

カウンターに向かう途中、男はもう一度、少年グループとすれ違います。少年がいじめられているのはわかっている、しかしつぶれたハンバーガーの方が重要だ。そんな気持ちの男性は、若者たちを無視してカウンターに向かって足を踏み出します。従業員を叱ってやろうと…

 

ハンバーガーを持ってカウンターに戻るのは、その男性だけではありません。他の数人も後に続き、この男性は、自分のハンバーガーがつぶれていることを不思議がっています。提供される前に何かがワッパーの上に落ちたのではないかと疑っているみたいです。

誰もがこのような自制心のある反応をするわけではありません…

 

別の男性は愛想がなく、店長に話しかけます。「こんなのあり得ねえだろ!」彼は何年もバーガーキングに通い、こんなことは一度もなかったといいます。その男性は返金と謝罪を要求。

そこで店長が呼ばれます…

 

店長が現場に到着し、ハンバーガーは潰されていると堂々と宣言します。いや、実際にはいじめられたのです。「君はこのバーガーをいじめたのか?」と店長はスタッフに尋ねると、スタッフは正直に「はい」と回答。店長はその客に向かって、「このいじめの件で勇気を振り絞って立ち上がったのは素晴らしいことだ!」と皮肉を込めて男性の行動を称賛します。

従業員の計画が何だったのか、もうお分かりでしょう…

 

男性は、まだ店長が何を言っているのか理解していません。店長と従業員を見て困惑状態。後ろでいじめられていた青年の助けを求める声が聞こえたとき、ようやくピンときた様子。目を伏せて振り返ります。自分を恥じているようです。

残りの「いじめられた」ワッパーを持ったお客さんは?

 

店長と従業員は、カウンターで客の相手をします。店長は彼らに「もし、このハンバーガーがいじめられていたら、皆さんは何か文句を言いますよね?」と質問を投げかけたのです。

お客さんたちの反応は、驚きのものでした…

 

ある男性はスタッフの求めに応じて「当たり前だろ!」と答えています。「黙っていられるわけないだろ!」と。この男性は、いじめっ子といじめられっ子の前を何度も通り過ぎていましたが、これについては何も言わなかったのに…結局自分には関係のないことだからです。

「はい」と答えたのは、この男性だけではありませんでした…

 

「いじめられた」ハンバーガーを手にした人のうち、なんと95%の人がカウンターに戻って声を上げました。これは、いじめ行為に対して何かを言った人の割合とは真逆。

果たして、いじめ行為に対して何かを言った人はいたのでしょうか?次のページを見てみましょう。

 

傍観者のうち、少年たちに声をかけ、15歳の少年のために立ち上がった人はわずか12%しかいませんでした。ある女性はいじめっ子たちにやめさせ、被害者の少年に「大丈夫?」とやさしく声をかけています。

その時の彼女の行動は、本当に心温まるものでした…

 

その後、彼を励まそうと、彼女は自分のテーブルを離れ、少年のそばに行きます。残りの食事も一緒に食べ、その間いじめっ子たちを見張っています。そんなやさしい気持ちをもった女性は、従業員から無傷のワッパーを渡されます。

幸いなことに、いじめについて言及する人はそこから増えます。

 

先ほどの女性のように、いじめっ子グループのところに行って、彼らの行動について問いただす人が他にも何人かいます。「おい!ほっといてやれよ!」と、チェックのシャツを着た男性がいじめっ子たちに言います。彼らは少し笑った後、すぐに姿を消しました。この男性も被害者のそばにいて、「大丈夫か?」と声をかけます。

この世にはまだ良い人がいるということ…

 

 

幸いなことに、バーガーキングでのいじめっ子と被害者は役者。実はバーガーキングが考案したこの実験は、いじめられている男の子の味方する人はどれくらいいるのかを知るために実施されたもの。

世界中の学校では、生徒の30%がいじめを経験しています。この状況を変えなければなりません。いじめをなくすには、お互いに協力し合うしか方法はありません。これこそが、バーガーキングが「No Bully」協会と協力して伝えたいメッセージなのです。

出典: YouTube Burger King | 画像: Videostills Burger King