リングが持ち上がり、床に刻まれた隠された正方形が現れた。イライザが引っ張ると、ゆっくりと扉が開いた。土の匂いと腐敗の匂いを漂わせながら、悪臭のする冷たい空気が上へ上へと押し寄せてきた。心臓がドキドキしながら、彼女は懐中電灯を下の漆黒の闇に向けた。
一人で未知の世界に立ち向かわないと決心した彼女は、オリオンの名を呼んだ。予想通り、オリオンは彼女のそばに現れた。オリオンが危険な場所に迷い込むのを避けるため、彼女はオリオンをソファに寝かせた。そして身構えながら、きしむはしごを下りて深部へと入っていった。