古いスクールバス
グラフィックデザイナーのマイケル·タリーさんは、テキサス州オースティンに住んでいます。家賃と各種支払いに毎月1200ドルを費やしており、何か変えなければならないと考え始めます。長い間考えた結果古いスクールバスで家を作ろうという名案を思い付いたのです。バスのリノベに取り掛かり、家を載せて旅に出る事にしたのです。長期的に考えたらお金の節約ができるのは間違いありません。
オークション
タリーさんは運良く、10台の古いスクールバスが売りに出されていた特別なオークションに参加する事ができました。そのチャンスをつかみ、わずか2200ドルでバスを購入しました。リノベを始める前は改修にどれくらいのお金がかかるのか分からなかったため、開始時は非常に楽観的でした。最終的にバスを選んだ理由に関しては「車輪がついていて屋根があるから」という風にインタビューで答えています。
YouTubeレッスン
最大の問題の1つは、バスの高さでした。タリー自身の身長は約2メートルである一方、バスの高さは1.85メートルだったのです。どうにかしてバスの屋根の高さを高くしようと思いついたのです。YouTubeに投稿された多くのレッスン動画の助けを借りて錆びたスクールバスを完全に変身させることができました。
レイアウト
彼の計画は、以前使っていた家にあったキッチン、大きな机、ソファ、そしてダブルベッドをバスに搭載する事でした。さらに、もちろん十分なストレージスペースも必要であると考えました。
キッチン
壁と屋根の問題を解決したらインテリア作業の時間です。木製のフレームを作り、キッチンでの作業を始めました。必要としていたもののほとんどはイケアで購入し、食器棚と引き出しには30ドル、キッチンカウンターなどは合計で120ドルしかかかりませんでした。キッチンはすぐに形になり始め、最終的に以前使っていたキッチンよりも大きくなっていることに気付きました。
ソーラーパネル
タリー氏は、テキサスという日当たりのいい土地柄を利用して太陽電池パネルを優先エネルギー源として使用することにしました。ただソーラーパネルの設置は数多くの作業の中で一番過酷だったとか。自身も「改修中で最もイライラする日だった、全部自分でやってとても風が強くて物が落ちたので大変だった」と回想しています。しかし、ソーラーパネルを使用すると、外出中でも電気を生成できるため、その価値はありました。つまり、月末に巨額の電気料金を請求される事は無いという事です。
バスルーム
新しいバスルームにはシャワーとトイレを設置しました。浴室のドアには木製の安定したドアを使用しましたが、かなり早い段階で、彼は思ったほどトイレを使用していないことに気付きました。「もちろんトイレは使えるけどほとんど使わない、外で済ますからね」「シャワーに関しては、屋外シャワーを使うか、ジムでシャワーを浴びるよ」と語っています。
プロジェクト
この素晴らしいプロジェクトには約1年が費やされ、現在、彼は改装されたスクールバスに常に住んでおり、家賃と公共料金は毎月100ドル未満に収まっています。凄い節約術ですよね！彼は現在家の中で働いているので、好きな時に移動することだってできます。合計で、タリーさんは約15,000ドルを投資して、スクールバスを新しい家に変えました。
以下の動画を見て完成した家をチェックしてみましょう！
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ソース: 90 min, YouTube Let Me Know | 画像: Pixabay