遺産を相続した男-裏庭に埋められていたものを見つけ愕然!

バールは膨らんだ蓋の下をすり抜けた。アンドリューは筋肉に力を入れながら、足を横に支えた。銃声のような音が書斎に響き渡った。埃が舞い上がり、カビと古い秘密の臭いが重苦しくなった。

彼は逡巡し、開け放たれた蓋を見つめた。胸が締め付けられ、呼吸が浅くなった。そして震える手で蓋を持ち上げた。蝶番が悲鳴を上げた。中には経年劣化で黄ばんだ紙の束が色あせたリボンで結ばれていた。その下には、何層にも重なった崩れかけたティッシュの隙間から、かすかに革のカバーが光っていた。