その最初の晩、二人は裏庭をぶらぶらと歩き、芝生に移り変わる影を落とす広いカエデの木を眺めた。小さな木造の小屋は少し傾いていたが、風格があった。その近くにある奇妙な塊も無害に思えた。それは、古い庭がそれ自体になじんでいく過程で生じる、もうひとつの奇妙な癖に過ぎなかった。
マリーは、どの家にも「謎の塚がひとつはある」と冗談を言い、ウォルターは庭の花壇やカエデの間のハンモックを思い浮かべて笑った。庭にはたくさんの可能性があった。その瘤が何であろうと、そんなことはどうでもよかった。彼らにはここに植えるもっと大きな夢があったのだから。