愛犬が突然森に飛び込んだ!

あっという間に流れは変わった。ハンターたちが銃を捨てさせられ、混乱と怒りに顔をゆがめながら手錠を手首にかけられ、ウェイドの膝は安堵で折れそうになった。

安堵のあまり、ウェイドは膝をついた。マイロは尻尾を激しく振りながら、彼のほうに飛びついてきた。ウェイドは犬を抱きかかえ、自分たちが安全であることを実感して涙がこぼれた。懐中電灯の光がまぶしいなか、負傷したヘラジカが物陰から現れ、現場を見回した。警官たちは捕らえられた動物を解放しようと急いだ。