高速道路で貨物を失ったトラック、そしてドライバーはその正体に気づく…。

彼は大丈夫だと自分に言い聞かせた。二度、三度と自分にそう言い聞かせた。しかし、彼の手は固くハンドルに張り付いたままだった。彼は前かがみで運転し、ミラーと道路の間をちらちらと目をやりながら、名状しがたい何かを待っていた。

カーブが鋭く突然現れ、路肩近くでは半分冠水していた。彼はスピードを落としたが、トレーラーのタイヤが不気味な音を立て、リグ全体が揺れた。その後に響いたのは、「ゴツン」という気持ちの悪い音と、重いものがずれる音だった。