「ポーチ・パイレーツ」にうんざりした元ネイビーシール隊員が、完璧な罠を仕掛ける

その日の夜8時30分、アーサーは明かりのついていないリビングに座っていた。仕掛けられた箱は外のポーチに置かれ、その紐はドア枠に固定され、街灯の柔らかな光に照らされていた。彼の手の中にあるスマートフォンの画面が、ほのかに光っていた。「動きを検知しました」。

アーサーは画面をタップした。暗い色のセダンが縁石のそばに停まり、エンジンは低回転でアイドリングしていた。厚手のフード付きパーカーを着て、フェイスマスクを顔まで引き上げた人物が車から降りると、慣れた手つきで歩道を忍び足で近づいてきた。モニター越しに、アーサーはその人物が3段の階段を登り、手を伸ばす様子を見守った。両手が段ボールの小包の両側をしっかりと包み込んだ。

泥棒は包みを勢いよく上へ引き上げた。ドカン! 箱の中からまばゆいばかりのオレンジ色の炎が噴き出し、耳をつんざくような爆音が響き渡り、ポーチの窓が揺れた。その轟音が通り全体に響き渡る中、濃い白い煙が瞬く間に玄関を包み込んだ。